内田隆より: 2024-03-15 今回の提案を新聞で拝見しました。もろ手をあげて賛成します。 今日の民主政治の機能不全状況は、安倍首相時代はじめ歴代自民党政府の悪政とともに、大手メディア、とりわけテレビの自民党政府に迎合する報道姿勢を背景にしていると考えます。今回の田中優子さん、前川喜平さんたちの呼びかけに賛同し、私も、微力ですが協力をしてまいります。
デイゴの花より: 2024-03-13 一月万冊の佐藤章元朝日記者の紹介で知りました。 田中先生、前川先生応援させて下さい。 NHKも民放もほとんど見なくなりました。古舘さんまではテレ朝を見ていましたが報道ステーションの凋落は酷いようです。大事なことを伝えるメディアの復活を期待して10株ほどの資金をカンパします。活用していただければ幸いです。 公開の際はペンネームでお願いします。
淳ちゃんより: 2024-03-12 まず、基本事項。 昨年3月2日の参院予算委員会の日には、大きく2つの「暴露」がありました。 ① れいわ山本太郎氏の、日米関係と献金の歴史と実態。 ② 立憲小西洋之氏の、放送法解釈変更の安倍・磯崎の陰謀を示す「総務省内部文書」の暴露。 昨年3月6日発行 第257号からの抜粋です。 === ① について 昭和50年代からの米国外交文書が公開され、自民財界間だけではなく、日米間での政治資金の融通の実態【岸信介や佐藤栄作ら歴代首相の実態】を暴露した。 ↓ ★総理は、外交により平和を維持すると述べる「しか」なかった。 ●参院予算委2日目。れいわの質疑の最後の場面です。金メダル! ・資本家の犬、アメリカの犬、統一教会の犬でもある自民党政権は退陣以外ない。 ・「骨のない野党」の経済政策に超絶積極財政をビルトインさせて政権交代。 ・日本経済を復活させるのは私たちです。 2023年3月2日 参議院予算委員会 山本太郎。 ◎【字幕入り】山本太郎の国会質問!「たった2ヶ月で53兆円の損失!」参議院・予算委員会(2023年3月2日 ) – YouTube 2023/3/2の質疑を 6/27にパネル表示付きで公開。オリジナルは削除されている。 https://www.youtube.com/watch?v=u8dR5TuqbHs ② について ◎立憲:小西 洋之(ひろゆき)議員の3月2日記者発表で配布&ネット公開した 【総務省内部文書】 全78ページ のちに総務省HPにも掲載となる。 >>大手メディアは追及せず。 【総務省内部文書】 -「政治的公平」に関する放送法の解釈について(磯崎補佐官関連).pdf (konishi-hiroyuki.jp) ◎総務省|「政治的公平」に関する行政文書の正確性に係る精査について 令和5年3月10日 https://www.soumu.go.jp/main_content/000867910.pdf ↓ >>>昨年3月3日(この記者会見の翌日)の岸田・高市への予算委員会質疑となる。 ★★ 岸田総辞職と高市辞任辞職という危機。キシダ鉄壁?の守りの方針か。 ●高市大臣、放送法解釈を巡る内部文書が本物だったら議員辞職!! – YouTube 立憲小西ひろゆき氏。30分。 2023年3月3日(金) https://www.youtube.com/watch?v=8SreyVvIp8c ↓ ★上記の、午前数分と、午後40分くらいをつないだ、ノーカット版。 ◎小西洋之 予算委員会 質疑 2023年3月3日(金) – YouTube 47分46分。 https://www.youtube.com/watch?v=C2fuDKFvEk8 ↓ 〇高市氏、放送法文書は「捏造」 事実なら議員辞職―参院予算委:時事ドットコム 2023年03月03日18時26分 辞職「結構」とアベの真似。またもや官僚の忖度を要請か。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030300620&g=pol 礒崎安倍補佐官と安倍コンビ。2014年1月7日の補佐官 就任時の写真。 〇放送法の解釈追加、官邸側の働きかけ認める 礒崎元首相補佐官が証言:朝日新聞デジタル 2023年3月3日 21時21分 https://www.asahi.com/articles/ASR336JYQR33UTFK01B.html 国家安全保障担当の首相補佐官に任命され、安倍晋三首相(右)と握手する礒崎陽輔氏=2014年1月7日、首相官邸 (画像は省略) 以上です。 (^^♪
花屋のあしんさんより: 2024-03-01 すごい。こういうやり方があったかと。政府やスポンサーの忖度で報道がコントロールされている。テレビが面白くない。くだらない。応援します。私も株主になりたいです。
HP管理人からより: 2024-02-29 私が株主提案に賛同して行動する理由 東京経済大学 大久保 奈弥 私は大学の一般教養で生物学を教えるサンゴの研究者です。そのかたわら、生き物を保全するための活動や選択的夫婦別姓の推進活動をしてきました。この度、貴団体の活動を知り、ついにこのような機会がつくられたかと非常に嬉しい思いでおります。早速、株主として団体の活動に賛同するため、テレビ朝日ホールディングスの株を取得しました。 普段、私は民放の地上波を観ません。バラエティが面白くないというのは私個人の感想として、報道ですら表面的な内容が多く、政権の都合の悪い情報は流さない、情報源として物足りない、要するにクオリティーに問題があるというのがその理由です。特に、専門家ではないタレントや芸人などがコメンテーターとして出演し、全く根拠のない発言を公共放送で垂れ流し、間違っていたとしても責任を取らないことについては非常に腹立たしく思っています。 例えば、元TBSアナウンサーの吉川美代子氏は読売テレビの番組で、旧統一教会やその被害者の問題について「(日本共産党は)世間の注目が集まっているこの時に急に言い出す…パフォーマンスっぽい」と発言しました。しかし、日本共産党が長年この問題に対して批判的に取り組んできた事実は、社民党を支持する私でも知っています。また、テレビ朝日の番組で風力発電が特集された際、ジャーナリストの堤伸輔氏が「バードストライクは迷信に近いようなもの」と発言しましたが、絶滅危惧種のオジロワシなどが風力発電機に衝突する事実は多くの研究者が確認しており、環境省のHPにも掲載されています。私の所属する学会の自然保護専門委員会からも生物に負の影響を及ぼす風力事業の中止を求める要望書が出されていますので、明らかな事実誤認です。報道番組で積極的に発言する堤氏は、信頼回復のために自ら番組内で謝罪するといった行為が必要だったでしょう。何より、ジャーナリストが政策の賛否について公共放送で述べる際、事実確認をせずに発言したり、自身の持っていきたいシナリオに合わせて科学的事実を捻じ曲げたりしてはいけません。 また、制作者側が報道者としての義務を果たしていない例もみられます。2019年1月、NHKの日曜討論で今は亡き安倍元首相が「(辺野古に生息する)絶滅危惧種のサンゴは移しています(だから基地を建設しても問題ない)」旨の発言をしました。私はサンゴの専門家として新聞やSNSを通じてその発言が間違いであることをコメントしましたが、本来であればNHK自らが国のトップの発言に関して事実確認を行うべきです。 新聞も同じです。2023年に私が国際誌へ投稿した英語論文では、先の安倍元首相の発言を含め、辺野古大浦湾のサンゴ礁生態系が米軍新基地建設により破壊されることを報道した記事(辺野古大浦湾+米軍新基地建設+サンゴ移植の限界について)の数を調べました。2012年の第2次安倍政権が始まってから2022年までの記事数は、沖縄2紙が合計156本に対して、朝日新聞が6本、毎日新聞と読売新聞が1本、産経新聞においては0本です。ましてやテレビにおいて沖縄問題の報道を観ることはもっと少ないでしょう。 かたや、社会問題にもならず、美談と思えるものは取材もせずに報道されることがあります。昨年、朝日新聞のbeで特集されたサンゴ関連のベンチャー企業の記事においては「世界初、水槽でのサンゴ産卵」と宣伝されており、それが事実誤認であることをサンゴの研究者として朝日新聞の担当者に伝えました。するとやはり、記者が取材をせずにその記事を掲載していたことがわかったのです。物心ついた頃から信頼していた朝日新聞がこたつ記事を書くとは、これほど驚いたことはありません。事実確認をせずに文字起こしするだけならば、新聞記者は必要ありません。上記の例だけでも、制作者側の教養レベルが下がっていることは疑いようがありません。 さて、今回の株式取得の話に戻りますが、株主になれば、株式数にはよりますが、総会への出席や経営に関してさまざまな提案をおこなう権利が与えられます。例えば、以前、全日空をはじめとする企業のCSR活動で誤った広告が出され、それが私の専門とするサンゴ礁生態系を破壊することに繋がってしまう恐れから、2018年、42歳の時に自身で全日空の株を取得し、株主総会に出席したことがあります。前から3列目に座って一生懸命手を挙げましたが、決して当ててはもらえませんでした。しかし、総会の後、CSRの担当者を呼んでもらい、サンゴの移植に関する広告の様々な誤りについて話すことができ、ついにはHPの文言を変えることができました。株主になったからこそ、企業が問題点を真面目に聞いてくれたのだと思います。 マスメディアは一般大衆に対する大きな影響力があります。地上波テレビしか見ていないという家もあります。だから、地上波番組の制作者にこそ、事実に基づいた質の高い番組をつくってもらいたい。教養を高められるような番組をつくってほしい。教養は良い大学を出た人や知識のある人が持つものではありません。教養は誰もが身につけられるものです。物事を深く考える力は、私たちの精神的生活を豊かにし、成熟した国をつくるための基盤をつくります。テレビはそのための手段としてまだ大きな役割を担えるのです。 今回の「テレビ輝け!市民ネットワーク」が取得した持ち株数には、株主提案をおこなう権利があります。この活動に賛同したいという方は、是非、テレビ朝日の株を少しでも良いので購入し、ネットワークの提案に賛成する権利を得てください。日本を良い国にしたいと思うあなたの力が必要とされています。 最後に株主の一人として、番組制作に携わる皆さんへのお願いを書きます。私の尊敬する同僚の早尾貴教さんが書いた「国ってなんだろう?」という本の前書きにはこのように書かれています。 「私たちの生きる社会はとても複雑で、よくわからないことだらけです。(中略)そんな社会を生きるとき、必要なのは『疑問に思うこと』『知ること』『考えること』ではないでしょうか。裸の王様を見て、最初に「おかしい」と言ったのは大人ではありませんでした」 番組制作に関わる皆さんは、この大切な3つを、テレビを通して呈示する力を持っています。数字の評価に惑わされることなく、一時的な娯楽を大衆に与えるだけでなく、市民が様々な出来事に疑問を持つ力を養えるよう、そして、あなた自身の生活も豊かにできるような成熟した国をつくるために、あなたの力を使って欲しいと強く願います。
きみちゃんより: 2024-02-25 障害福祉関係に誰でも参入できるようになり、精神障害福祉は、当事者に伴走して支援する良い事業所もありますが、金儲け主義に参入している事業所がおおいいです。 グローバル経済になり、ヒトにかかわる福祉、医療、介護等等の事業者はたいへんな苦境にたたされています。根本である教育に、今の競争、効率化でなく、多様性を尊重する憲法の理念を教えて欲しいものです。
やまちゃんより: 2024-02-25 1番最初に目にしたこのニュースの当日に株価がいくらなのかも知らず買えるだけテレビ朝日ホールディングス株を買ってしまいました。 来るんなら来てという案内が来たら行ってみようかと思います。 大体いつも見てるのがテレ朝でしたし 朝日新聞と赤旗日曜版を読んでいます。 応援します!
にゃんこより: 2024-02-24 広告主の顔色と視聴率ばかりうかがい、バカになりそうな内容ばかりのテレビは、嫌いでした。 政府を忖度するNHKは、もっと嫌いでした。 しかし、田中優子さんたちの呼びかけを知り、今胸のすくような思いでいます。 私も株主になりたいです。
文次郎より: 2024-02-22 安保法制強行、学術会議任命拒否、放送法介入、防衛費倍増、武器輸出三原則改悪と自民党政権は日本の軍事国家化を進めています。 それに対して既成メディア、特にテレビメディアはジャーナリズムの精神を失い、それどころか権力に忖度する報道をするようになってしまいました。その間真面なジャーナリストガ業界から追放されました。国谷裕子氏、武田真司氏、、久米宏氏、、古舘伊知郎氏、古賀茂明氏などがそのいい例です。 テレビ朝日をまともな報道機関に正しましょう。
田中 美佐子より:
2024-03-21
株主になりたいのですが、方法を教えてください。
内田隆より:
2024-03-15
今回の提案を新聞で拝見しました。もろ手をあげて賛成します。 今日の民主政治の機能不全状況は、安倍首相時代はじめ歴代自民党政府の悪政とともに、大手メディア、とりわけテレビの自民党政府に迎合する報道姿勢を背景にしていると考えます。今回の田中優子さん、前川喜平さんたちの呼びかけに賛同し、私も、微力ですが協力をしてまいります。
デイゴの花より:
2024-03-13
一月万冊の佐藤章元朝日記者の紹介で知りました。
田中先生、前川先生応援させて下さい。
NHKも民放もほとんど見なくなりました。古舘さんまではテレ朝を見ていましたが報道ステーションの凋落は酷いようです。大事なことを伝えるメディアの復活を期待して10株ほどの資金をカンパします。活用していただければ幸いです。
公開の際はペンネームでお願いします。
淳ちゃんより:
2024-03-12
まず、基本事項。
昨年3月2日の参院予算委員会の日には、大きく2つの「暴露」がありました。
① れいわ山本太郎氏の、日米関係と献金の歴史と実態。
② 立憲小西洋之氏の、放送法解釈変更の安倍・磯崎の陰謀を示す「総務省内部文書」の暴露。
昨年3月6日発行 第257号からの抜粋です。
===
① について
昭和50年代からの米国外交文書が公開され、自民財界間だけではなく、日米間での政治資金の融通の実態【岸信介や佐藤栄作ら歴代首相の実態】を暴露した。
↓
★総理は、外交により平和を維持すると述べる「しか」なかった。
●参院予算委2日目。れいわの質疑の最後の場面です。金メダル!
・資本家の犬、アメリカの犬、統一教会の犬でもある自民党政権は退陣以外ない。
・「骨のない野党」の経済政策に超絶積極財政をビルトインさせて政権交代。
・日本経済を復活させるのは私たちです。
2023年3月2日 参議院予算委員会 山本太郎。
◎【字幕入り】山本太郎の国会質問!「たった2ヶ月で53兆円の損失!」参議院・予算委員会(2023年3月2日 ) – YouTube 2023/3/2の質疑を 6/27にパネル表示付きで公開。オリジナルは削除されている。
https://www.youtube.com/watch?v=u8dR5TuqbHs
② について
◎立憲:小西 洋之(ひろゆき)議員の3月2日記者発表で配布&ネット公開した
【総務省内部文書】 全78ページ のちに総務省HPにも掲載となる。
>>大手メディアは追及せず。
【総務省内部文書】 -「政治的公平」に関する放送法の解釈について(磯崎補佐官関連).pdf (konishi-hiroyuki.jp)
◎総務省|「政治的公平」に関する行政文書の正確性に係る精査について 令和5年3月10日
https://www.soumu.go.jp/main_content/000867910.pdf
↓
>>>昨年3月3日(この記者会見の翌日)の岸田・高市への予算委員会質疑となる。
★★ 岸田総辞職と高市辞任辞職という危機。キシダ鉄壁?の守りの方針か。
●高市大臣、放送法解釈を巡る内部文書が本物だったら議員辞職!! – YouTube 立憲小西ひろゆき氏。30分。 2023年3月3日(金)
https://www.youtube.com/watch?v=8SreyVvIp8c
↓
★上記の、午前数分と、午後40分くらいをつないだ、ノーカット版。
◎小西洋之 予算委員会 質疑 2023年3月3日(金) – YouTube 47分46分。
https://www.youtube.com/watch?v=C2fuDKFvEk8
↓
〇高市氏、放送法文書は「捏造」 事実なら議員辞職―参院予算委:時事ドットコム 2023年03月03日18時26分 辞職「結構」とアベの真似。またもや官僚の忖度を要請か。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030300620&g=pol
礒崎安倍補佐官と安倍コンビ。2014年1月7日の補佐官 就任時の写真。
〇放送法の解釈追加、官邸側の働きかけ認める 礒崎元首相補佐官が証言:朝日新聞デジタル 2023年3月3日 21時21分
https://www.asahi.com/articles/ASR336JYQR33UTFK01B.html
国家安全保障担当の首相補佐官に任命され、安倍晋三首相(右)と握手する礒崎陽輔氏=2014年1月7日、首相官邸
(画像は省略)
以上です。 (^^♪
花屋のあしんさんより:
2024-03-01
すごい。こういうやり方があったかと。政府やスポンサーの忖度で報道がコントロールされている。テレビが面白くない。くだらない。応援します。私も株主になりたいです。
HP管理人からより:
2024-02-29
私が株主提案に賛同して行動する理由
東京経済大学 大久保 奈弥
私は大学の一般教養で生物学を教えるサンゴの研究者です。そのかたわら、生き物を保全するための活動や選択的夫婦別姓の推進活動をしてきました。この度、貴団体の活動を知り、ついにこのような機会がつくられたかと非常に嬉しい思いでおります。早速、株主として団体の活動に賛同するため、テレビ朝日ホールディングスの株を取得しました。
普段、私は民放の地上波を観ません。バラエティが面白くないというのは私個人の感想として、報道ですら表面的な内容が多く、政権の都合の悪い情報は流さない、情報源として物足りない、要するにクオリティーに問題があるというのがその理由です。特に、専門家ではないタレントや芸人などがコメンテーターとして出演し、全く根拠のない発言を公共放送で垂れ流し、間違っていたとしても責任を取らないことについては非常に腹立たしく思っています。
例えば、元TBSアナウンサーの吉川美代子氏は読売テレビの番組で、旧統一教会やその被害者の問題について「(日本共産党は)世間の注目が集まっているこの時に急に言い出す…パフォーマンスっぽい」と発言しました。しかし、日本共産党が長年この問題に対して批判的に取り組んできた事実は、社民党を支持する私でも知っています。また、テレビ朝日の番組で風力発電が特集された際、ジャーナリストの堤伸輔氏が「バードストライクは迷信に近いようなもの」と発言しましたが、絶滅危惧種のオジロワシなどが風力発電機に衝突する事実は多くの研究者が確認しており、環境省のHPにも掲載されています。私の所属する学会の自然保護専門委員会からも生物に負の影響を及ぼす風力事業の中止を求める要望書が出されていますので、明らかな事実誤認です。報道番組で積極的に発言する堤氏は、信頼回復のために自ら番組内で謝罪するといった行為が必要だったでしょう。何より、ジャーナリストが政策の賛否について公共放送で述べる際、事実確認をせずに発言したり、自身の持っていきたいシナリオに合わせて科学的事実を捻じ曲げたりしてはいけません。
また、制作者側が報道者としての義務を果たしていない例もみられます。2019年1月、NHKの日曜討論で今は亡き安倍元首相が「(辺野古に生息する)絶滅危惧種のサンゴは移しています(だから基地を建設しても問題ない)」旨の発言をしました。私はサンゴの専門家として新聞やSNSを通じてその発言が間違いであることをコメントしましたが、本来であればNHK自らが国のトップの発言に関して事実確認を行うべきです。
新聞も同じです。2023年に私が国際誌へ投稿した英語論文では、先の安倍元首相の発言を含め、辺野古大浦湾のサンゴ礁生態系が米軍新基地建設により破壊されることを報道した記事(辺野古大浦湾+米軍新基地建設+サンゴ移植の限界について)の数を調べました。2012年の第2次安倍政権が始まってから2022年までの記事数は、沖縄2紙が合計156本に対して、朝日新聞が6本、毎日新聞と読売新聞が1本、産経新聞においては0本です。ましてやテレビにおいて沖縄問題の報道を観ることはもっと少ないでしょう。
かたや、社会問題にもならず、美談と思えるものは取材もせずに報道されることがあります。昨年、朝日新聞のbeで特集されたサンゴ関連のベンチャー企業の記事においては「世界初、水槽でのサンゴ産卵」と宣伝されており、それが事実誤認であることをサンゴの研究者として朝日新聞の担当者に伝えました。するとやはり、記者が取材をせずにその記事を掲載していたことがわかったのです。物心ついた頃から信頼していた朝日新聞がこたつ記事を書くとは、これほど驚いたことはありません。事実確認をせずに文字起こしするだけならば、新聞記者は必要ありません。上記の例だけでも、制作者側の教養レベルが下がっていることは疑いようがありません。
さて、今回の株式取得の話に戻りますが、株主になれば、株式数にはよりますが、総会への出席や経営に関してさまざまな提案をおこなう権利が与えられます。例えば、以前、全日空をはじめとする企業のCSR活動で誤った広告が出され、それが私の専門とするサンゴ礁生態系を破壊することに繋がってしまう恐れから、2018年、42歳の時に自身で全日空の株を取得し、株主総会に出席したことがあります。前から3列目に座って一生懸命手を挙げましたが、決して当ててはもらえませんでした。しかし、総会の後、CSRの担当者を呼んでもらい、サンゴの移植に関する広告の様々な誤りについて話すことができ、ついにはHPの文言を変えることができました。株主になったからこそ、企業が問題点を真面目に聞いてくれたのだと思います。
マスメディアは一般大衆に対する大きな影響力があります。地上波テレビしか見ていないという家もあります。だから、地上波番組の制作者にこそ、事実に基づいた質の高い番組をつくってもらいたい。教養を高められるような番組をつくってほしい。教養は良い大学を出た人や知識のある人が持つものではありません。教養は誰もが身につけられるものです。物事を深く考える力は、私たちの精神的生活を豊かにし、成熟した国をつくるための基盤をつくります。テレビはそのための手段としてまだ大きな役割を担えるのです。
今回の「テレビ輝け!市民ネットワーク」が取得した持ち株数には、株主提案をおこなう権利があります。この活動に賛同したいという方は、是非、テレビ朝日の株を少しでも良いので購入し、ネットワークの提案に賛成する権利を得てください。日本を良い国にしたいと思うあなたの力が必要とされています。
最後に株主の一人として、番組制作に携わる皆さんへのお願いを書きます。私の尊敬する同僚の早尾貴教さんが書いた「国ってなんだろう?」という本の前書きにはこのように書かれています。
「私たちの生きる社会はとても複雑で、よくわからないことだらけです。(中略)そんな社会を生きるとき、必要なのは『疑問に思うこと』『知ること』『考えること』ではないでしょうか。裸の王様を見て、最初に「おかしい」と言ったのは大人ではありませんでした」
番組制作に関わる皆さんは、この大切な3つを、テレビを通して呈示する力を持っています。数字の評価に惑わされることなく、一時的な娯楽を大衆に与えるだけでなく、市民が様々な出来事に疑問を持つ力を養えるよう、そして、あなた自身の生活も豊かにできるような成熟した国をつくるために、あなたの力を使って欲しいと強く願います。
きみちゃんより:
2024-02-25
障害福祉関係に誰でも参入できるようになり、精神障害福祉は、当事者に伴走して支援する良い事業所もありますが、金儲け主義に参入している事業所がおおいいです。
グローバル経済になり、ヒトにかかわる福祉、医療、介護等等の事業者はたいへんな苦境にたたされています。根本である教育に、今の競争、効率化でなく、多様性を尊重する憲法の理念を教えて欲しいものです。
やまちゃんより:
2024-02-25
1番最初に目にしたこのニュースの当日に株価がいくらなのかも知らず買えるだけテレビ朝日ホールディングス株を買ってしまいました。
来るんなら来てという案内が来たら行ってみようかと思います。
大体いつも見てるのがテレ朝でしたし
朝日新聞と赤旗日曜版を読んでいます。
応援します!
にゃんこより:
2024-02-24
広告主の顔色と視聴率ばかりうかがい、バカになりそうな内容ばかりのテレビは、嫌いでした。
政府を忖度するNHKは、もっと嫌いでした。
しかし、田中優子さんたちの呼びかけを知り、今胸のすくような思いでいます。
私も株主になりたいです。
文次郎より:
2024-02-22
安保法制強行、学術会議任命拒否、放送法介入、防衛費倍増、武器輸出三原則改悪と自民党政権は日本の軍事国家化を進めています。
それに対して既成メディア、特にテレビメディアはジャーナリズムの精神を失い、それどころか権力に忖度する報道をするようになってしまいました。その間真面なジャーナリストガ業界から追放されました。国谷裕子氏、武田真司氏、、久米宏氏、、古舘伊知郎氏、古賀茂明氏などがそのいい例です。
テレビ朝日をまともな報道機関に正しましょう。